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技術部 製造技術グループ
2021年入社
工学研究科 工学専攻 機械エネルギー工学コース 修了
先天性の目の疾患があり、幼いころから眼科に行く機会が多くありました。そうした経験から、将来は目にかかわる仕事をしたいという希望を持っていました。コンタクトレンズが医療機器であると知ったのは、就職活動のなかで医療機器メーカーについて調べていたときのことでした。シードのインターンシップに参加した際に、幅広い度数、乱視用、遠近両用や虹彩付きコンタクトレンズなど、使用する人に寄り添った製品を生産していることを知り「“見える”をサポートする」という当時の企業理念に感銘を受けました。
疾患の関係で、使用できるコンタクトレンズがないこともあり、自分が使用できるコンタクトレンズの生産を夢見て入社を決めました。
生産現場が円滑に動くよう技術的な支援を行う役割を担っています。具体的には、生産現場のサポートや画像検査装置の設定作成、調整を担当しています。大量生産を行ううえで、全て人力で検査するのは困難なため、検査工程はカメラを使用した画像検査を導入しています。画像検査に不備があれば不良製品が世の中に出回ってしまうため、細心の注意を払って業務に臨んでいます。
生産現場でのトラブルはいつ起こるか予測できません。トラブルの対応はできても、根本解決に至ることが難しいのも悩ましいポイントです。そうした状況のなかでも、生産部の方々や装置メーカーと協力して対応を行い、トラブルを減らすことができた際はやりがいを感じます。
AI技術を、会社として初めて生産現場に取り入れたときのことが最も印象に残っています。会社として大きな案件でしたが、実際の作業は非常に地味で地道な作業の繰り返しでした。メーカーと何度も打合せを重ね、データ収集やデータ解析を長い時間をかけて行いました。運用後の評判もよく安心しました。
今後も、他の設備への横展開に向けて取り組みを継続していきます。また、導入したら終わりではなく、むしろスタートだと考え、現状維持だけではなく、さらに良くしていくための取り組みも継続して行っていく予定です。
省人化が求められる現代、日々大量に生成される生産データをすべて人力で解析するのは現実的ではありません。当社でも省人化・無人化の検討が進んでいますが、少ない人数でこれまでと同じ業務を行うためには、時間のかかるデータ収集や解析といった作業をAIに任せることが最も効率的です。
そこで、AIにデータ収集・解析・簡単なトレンド分析までを任せ、必要なデータだけを抽出できる仕組みを構築したいです。これにより、これまで当たり前のように行ってきたデータ入力や集計、解析といった作業の工数を減らし、より創造的で付加価値の高い業務に専念できる環境を作り出すことが私の目標です。